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統計からみる成年後見の気になる期間と費用



 


統計からみる成年後見の気になる期間と費用


最高裁判 事務 総局家庭局より令和3年3月に、
令和2年に発生した 成年後見関連の事件の概況が発表 されておりま す。

この概況に実務で気になる
成年後見事件の審理の決定までの期間と、費用の集計  がされていますので要点をお伝えします。


【成年後見の審理期間】
裁判 の集計によりますと、 申立から後見人選任の審判 まで
2ケ月以内に終了したものが全体の70% となっています。

この内の39%は1ケ月で終了 していますので、
概ね早期で決定しているのが概況となっています。

実務の現場ではこの他に申立までの 書類作成の準備
(申立て前の診断書の作成を含む)が 約1.5ケ月程度
審判の確定には 審判書が到達してから2週間 かかりますので、
平均的な成年後見は 相談から審判確定 まで
約4ケ月の期間がかかる という事になるのではないでしょうか。


【費用について】
成年後見の申立に関して、事前に医師の診断書を添付しても、
裁判 より 再度鑑定の実施依頼を受けるケースが約6% あります。

この再度鑑定費用は
5万円以下が約53.9%、
5万円を超え10万円以内が39.3%  となっているようです。

実務の現場ではこの他に 印紙・実費が1万円弱
又申立前の診断書作成がかかり、
担当医師によりますが 1万から5万円程度
その他申立書作成の手続報酬がかかり、
依頼した 事務 によりますが
8万~15万円程度 が多いのではないかと思います。

この手続報酬は裁判面談同席や、被後見人の財産額によっても変動します。


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成年後見の申立て動機は
預貯金の管理・解約 がNO1で約37%、
次に 身上保護 が23.7%となっており、
主として 金銭の管理等を動機となさる例 が多くあるようです。

気になる方は下記のサイトより裁判 の概況をご確認ください

https://www.courts.go.jp/vc-files/courts/2020/20210312koukengaikyou-r2.pdf


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